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柴崎 莉緒奈(中学時代)
それは、優雅な3時のティータイムのときだった。
「はい、莉緒奈お嬢様。あ~ん」
「あ~ん」
優雅なティータイム。可愛いメイドさんにケーキを食べさせてもらっていた。
「美味しいですか?」
「勿論!それに君がいるからケーキも更に美味しくなるよ」
「もぉ~おだてたってケーキのおかわりはでませんよ?あ、莉緒奈お嬢様、お口にクリームがついてますわ」
そう言って可愛いメイドは指先を私の頬に付いているクリームを取る。
こんな楽園のような一時はすぐに崩されてしまう。
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