昔の柴崎姉妹

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中学時代その2 「今なら美千華がいないし。絶好のチャンスだ」 この前、美千華に貸した漫画を返してもらうべく、私は美千華のいない隙に漫画を奪還する事にした。 「お邪魔しまぁ~す」 小声で美千華の部屋の中へ入っていった。中は電気がついていない為、暗い。 「さて、どこにあるかな…」 暗闇の中を見渡す。 「電気をつけた方がいいか」 手探りで電気の場所を探す。 その時だった。 ガチャ! ドアから誰か入る音。瞬時に私は美千華だと悟った。 私は急いで物影に隠れた。
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