修羅場をかける少女

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「ええ。いいですか、ウジ虫。相手側にとって恋は生きていく為に必要不可欠な物ですのよ」 真面目に語り出す美千華ちゃん。 「必要不可欠か…」 「そうですわ。その人がいるだけで何でもできる物で…。その人の為にマフラーとか編んじゃったり…手紙とか何通も出したり」 「んん?」 何かそれてる気が…。 「帰る時、その人の家までつけたり、その人の所有物をお守りにしたり(勝手に)、何度も電話したり(無言)」 あれ?絶対おかしいよね?何か美千華ちゃんの目の色がおかしいよ? 「その人にへんな虫がつかないか監視したり…もしついたらちゃんと殺…駆除したり…虫がつかないように監禁したり……」 えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!なに言ってんの!?しかも殺すって言いかけたよね!?
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