~少女~

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一人の少女が病院の窓際で… 月が少し隠れた空を見ている。 夜風はとても冷たく、少女の体温を奪っていく。 【まるで少女の命とおなじように…】 少女は願う…雲から出てきた…深紅の月に…。 自分の好きな残り少ない寿命を… 延ばしたいとは思わない… この【イキル】という【クツウ】から… 人より早く【カイホウ】される事を少し自慢に思うだけ…。
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