本編

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 半ば諦めかけていると、仕事場兼我が家のチャイムが鳴らされた。 「あら………宅急便か何かかな?」  私は一応ハンコを持って玄関へと向かった。  だがドアの向こう側にいたのは、宅急便屋さんなんかじゃなく――― 『あの………アシスタントの募集してるって張り紙見たんですけど………ここ、ですよね?』 「はい!?」  遅れてきたアシスタント希望者だったのだ。             
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