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―――別にそんな召し使いみたいなアシスタント、欲しくないんだけど………
でも―――
とても必死なこの人の姿を見ていたら、何故だか放っておけなくて
気付けば私は彼に頷いていた。
「はぁ……まぁいいです。採用です。仕事内容は私の身の回りの手伝いって事で」
そう伝えると、その男の人はとても嬉しそうな顔をしてこう応えた。
『は、はい! ありがとうございますっ! 俺、精一杯頑張ります!!』
そのはち切れんばかりの笑顔を眺めていたら
なんだか、こういうのも悪くないなと思えるのだった。
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