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だから助けたいと思いながらも
何も出来なかった。
今は違う。
君が何より大切だから
僕は何があっても美月を守る。
「翔平?」
「ああ、ゴメン。
何でもないんだ。お腹空いたね。」
「うん、ちょっとね。」
何とも可愛い笑顔を向ける。
あの時レイプされたのが
美月じゃなくて本当によかった。
「じゃあどこか入ろう。」
「うん!」
そう言って
僕の腕に腕を絡ませる。
僕は笑顔で美月に応えると
同じように笑った。
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