ロミオminusジュリエット

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今日こそは、と思っていた。 今日こそはすべて打ち明けようと それがどれだけ許されない罪でも 僕は君に言っておきたかった。 いつものように待ち合わせ場所に 屈託無い笑顔で現れた美月に 僕も笑顔で返す。 「どうしたの?元気ない?」 「え…………?」 僕の顔を覗き込みながら 心配そうな顔を見せる。 「何でもないよ。」 やっぱり緊張する。 すべてを打ち明けたとき、 彼女はどんな反応を示すだろうか なんと言うだろう。 幻滅したと言われるだろうか。 それとも…………。
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