ロミオminusジュリエット

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いつの間にか 辺りは暗くなっていて 意識が 飛んでいたことに気付いた。 焦って美月のほうを見た。 どうやら美月は 黙って 隣を歩いていてくれたみたいだ。 僕の視線に気付いて 「ん?」と微笑んだ。 胸がギュッとしめつけられる。 ホントなら 呆れて帰ってしまっても 文句は言えないのに ずっと傍にいてくれる その優しさを愛おしく感じる。 そんな美月だから 言おうと思った。 過去の拭い去れない過ちを。
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