誓い

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異様に瞼が重い…  俺はゆっくり目を開けた。 隣には布団も掛けずに横になっているヒナ。  ヒナ… 風邪引くやろ… すぐにベッドから起き上がりヒナに布団を掛けた。 めったに見なかったヒナの寝顔。 俺は何時もヒナより先に寝て後に起きていた。 俺が寝ると髪を優しく撫でながら寝ている俺に話し掛けてきたヒナ。そして軽くキスをしてくる。  薄れゆく意識の中で暖かいヒナの温もりを感じてた。 その温もりを感じたくてヒナより先にベッドに入り目を閉じていた。 幸せだったんや……
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