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半年たってもヨコのいない雰囲気は慣れなかった。
何かポッカリ開いてるような…
そんな違和感はずっとあった。誰も口にしないが…誰もが感じていた。
俺はあの日から毎日、ヨコにメールを送っている。
今日の仕事の内容や感想、たまに愚痴まで……
返信はないが拒否もされていなかった。
ヨコが読んでいるのを信じて送り続けた。
でも…あの日、俺がお前に言ってしまった事は会って謝りたいんや。
はよ…会いたい…
ヨコ…
お前は一体、何処におるんや?
何をしとるんや…
俺の前で泣き崩れたヨコの姿が頭から離れない。
今…泣いてないか?
不安はないか?
誰か傍にいるのか?
まだ俺を…
想ってくれていますか?
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