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倉「村上君。これから時間ある?」
ラジオの放送がおわると大倉が誘ってきた。
雛「おん。暇や」
倉「飯でも食べ行きません?」
雛「おん。いいよ」
俺達は夜の街を歩いた。
雛「大倉?お前は何食いたいんや?」
倉「………」
黙り込む大倉。
雛「どないしたんや?」
俯きながら大倉が言った。
倉「やっぱり…俺じゃあかん?」
雛「なんや?」
倉「俺じゃ横山くんの代わりにはなれんの?」
雛「大倉は大倉やろ?ヨコじゃない。代わりってなんや?」
もしかして…ラジオのこと…?大倉は気付いておったか??
倉「横山君いなくなってから村上君一度も笑ってない」
雛「笑ってるやろ」
倉「前みたいに笑ってない。心から笑ってない。ずっと辛そうや…」
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