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それから俺はヒナを避けるようになってしまった。
どうしていいのかわからなかった。
皆の前では無理してでも騒げる…笑える…
でもヒナと二人になったら…きっと泣き付く…怖いって…泣き付いてしまう…
そしたら俺以上にヒナが苦しむ。
そんなん……
嫌やった。
ヒナが不安がっているのが分かる。抱き締めてあげたい…好きやねん！って笑って言ってやりたい…
別れを告げられた時、ヒナ泣いとった…
涙を拭ってやることも…抱き締めてあげることもできんかった…
ただ…ヒナに背を向けることしかできんかった…
その方がいいと
別れたほうが…
ヒナの為にはいいと
思ったんや……
最低や
俺……。
ヒナ…
ほんまに……
ごめん
ごめんなぁ…ヒナ…
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