星の夜に

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空は満天の雲一つない星の夜 近藤勇は胸騒ぎを覚え 夜の散歩に出掛けた どれほど歩いていただろう 林の小道を歩く勇は 何かを探しているようにも見える 「何でこんなとこまで来ちゃったんだ?」 すると 樹齢1000年は軽くいっていると思われる大木の根本が 光り輝いているのが目に入った 「なんだ・・・あれ・・」 近づいてみてみると そこには 光に守られるように眠る 少女がいた 「こんなところでは風邪をひいてしまう!」 季節はまだ冬 勇は少女に手を伸ばした 光には不思議な温かさがあったが 勇は迷う事なく少女を抱き抱え 連れ帰った・・・・ さぁ・・・・ 石は転がり始めた ゆっくりと・・・  
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