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土方は刀を鞘におさめると近藤に
「近藤さんこいつをここにおくつもりか?」
土方の問いに
「あぁ、そうしたいんだが、反対か?歳」
土方はニヤリとわらい
「いや、賛成だ」
そういって部屋からでた
近藤は操に
「俺達は刃がねの魂を持った侍だ。弱くなんてない」
操は近藤から目を反らさず
「魂に刃がねなんてない、折れるのが怖いからそのような事を言うんだ」
山南は優しく
「だが、あれは土方くんに対してちょっと;」
「だって、芯のあるひとはほっといても真っすぐのびるでしょ?」
近藤はニッコリわらうと
おおざっぱに操の頭を撫でた
「あぁ、そうだ」
操はキョトンとして近藤を見ていた
その会話を
襖ごしに聞いていた土方は
ニヤリとまた笑いながらその場を去った
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