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エレベーターから出ようとしていた俺は、一人の警官と目が合った。
俺はすぐさまエレベーターに駆け込み、ボタンを連打する。
「おい！そこの君、止まりなさい！」
警官の声が廊下に響き、複数の走っているであろう足音がこちらに向かってくる。
それに対しゆっくりと閉まるエレベーターの扉。
「クソッ！見つかってんじゃねぇかよ！」
警官がエレベーターの前に来ると同時に扉が閉まった。
外からは扉を叩く音が聞こえる。
エレベーターはまたゆっくりと動き出し、一階に止まった。
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