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「お母さんのせいで強盗したんだろ?
まったく……どんな教育したんだ?子供がこんなクズなんだ。君のお母さんも相当なクズなんだろう……」
「母さんを悪く言うな!」
座っていた警官の胸元を掴み、殴ろうとした瞬間、俺は後ろに飛ばされた。
そして徐々に鼻に痛みが来て、鼻血が垂れる。
警官に殴られたんだ。
警官は服を正すと、座ったまま話し始めた。
「強盗、傷害に続いて公務執行妨害。
……全く、だから"異端児"は好かんのだよ。」
座っていた警官は外にいる警官を呼んだ。
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