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「今回はこれで許す。
次は……」
手に持っていた銃を空に向かって発砲した。
「撃つぞ。」
「…………っ!」
金髪の男は悔しそうに軍人を睨むと
無言で立ち上がった。
「じゃあ頑張れよ。」
軍人は嫌な笑みを浮かべながら
ここから出ていった。
瞬間、金髪の男が吠える。
「クソ!何だってんだよ!!」
「なんでこんげな事に……。」
頭の良さそうな彼は
どうやら地方から連れて来られたらしい。
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