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すぐに帰って来るだろうと思っていた雅志は、 缶ビールを飲んで美樹が帰って来るのを待とうと、 台所へ行った。 そして雅志はテーブルに置かれているメモに気付いた。 そのメモの文面は次の通り。 『雅志へ。 もう雅志と暮らし続けることは出来ません。 本当にごめんなさい。 今までありがとう。美樹』 読み終えた雅志は動くことが出来なかった。 いつか見たドラマでこんなシーンがあったとき、 嘘っぽいと冷めた思いになったがあれは本当だったんだと知った。
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