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本棚に追加「……ワタシなんか刈り取ったって、賞金は出ないんじゃないか?」
ワタシは、突然の襲撃に取り落としてしまった銀色のアタッシュケースを拾い上げる。
対峙、ワタシとリーゼとの距離はそんなに近くはないが、ワタシは銃を使うし/リーゼは“召喚者”だ。
:つまり、互いの攻撃に距離なんて関係ない。
「――うふふ、わたくし、“ギルド”が出すゴミみたいなお金なんて要りませんの、」
リーゼは、顔に偽りの微笑を張り憑けながら、右手をワタシに向かってかざす。
「:それに、わたくし、“魔女”共を刈る瞬間が最高に気持ち良いの!」
叫び/哄笑/連動するように、かざした右手の平を中心に円形魔法陣の展開。
「…………ッ」
さっきみたいに回避は出来ない:ワタシの後ろには、幼い二人がいる。
真っ直ぐにリーゼを睨み/真っ直ぐに銃を構える。
「――さぁ、お逝きなさい、我が下僕共よ!」
リーゼの右手で禍々しく滴る真黒い魔法陣が、血を撒き散らすように:爆ぜる。
「――“我、悍ましき群勢孕みし忌まわしき祭壇なり‐ティンク・テイカー”――」
そして、リーゼの右手から“魔”が膿む…
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