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アズキが不思議な絵を描きだした
外国に出て来るドラゴンに天使がまたがって、空を泳いでいる
『このドラゴンはなんでみたんだ?』
『夢の中(笑)いろんな色のドラゴンが飛んでたよ。可愛かった…きっとまだ子供なんだよ』
そして天使が愛らしかった…アズキの笑顔と同じだ
出来上がってから白崎先生にみせにいった
『物語りが見えてくるね(笑)』と先生は言った
アズキは庭で先生の愛犬と遊んでいた
『アツシ君…限りないな…あの子は描くたびに強くなってる』その時階段から誰かおりてきた
あ…!成人式の男だ!
男もびっくりしていた
『アツシ君紹介するよ、俺の息子で康郎だ。長い間外国で戦場カメラマンてのやっててな…最近危なくなったろ?帰ってきたと言うか追い出されてきたんだ(笑)』
『康郎です、写真できてます』
『なんだ顔見知りか?』
『妹さんの写真撮らせてもらったんだ…これ』
『アズキちゃん、成人式したのか?おお…かわいらしいじゃないか!』
『矢沢アツシといいます。アズキは今庭に…』いうやいなやアズキは部屋に走りこんできた
『先生!アストロは大きいのに甘えん坊だね(笑)あ…写真のお兄さん!なんでここにいるんですか?』
『アズキ、お兄さんは先生の息子さんなんだよ。ほらこれ』と写真を見せた
『これアズキですか?お兄さんすごく上手です!アズキが花嫁さんに見えます!』
『アズキちゃんていうの?お兄さんは康郎っていうんだ、よろしくね』
『ユキ撮ってくれますか?』
『今度撮ってあげるよ(笑)』
この時のアズキはとてもはしゃいでいた
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