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病院の中はうるさかった
パトカーの出入りやら
俺は椅子に座ったまま動けなかった…
あの人が隣に座った
『こんなめに合わせたくなくて遠ざけてた…愛してたんだ…。初めて会った時、お客さんはうちのお兄ちゃんに似てます。すごくカッコイイんですって、君を自慢してた
ある日俺の跡つけてきてね(笑)部屋まで送った事ある。その時初めて好きだとわかって抱いたんだ…
でも俺はこの通りの世界の人間だ、客として会いにいくしかなかった…障害わかってても愛してた
子供作らないで結婚しようかとも考えた。まさか17なんてな(笑)
絵で有名になってからは余計外に出ないようにしてたんだ…今日はたまたま客人との話しであそこにいったら鉄砲玉にミルクだ…
あいつに何かあったら俺もこの世にいない…
でも助かったら俺はこの世界からも街からも出ていく。だからミルクにはちゃんと兄貴らしく説明してやってくれないか?』
そういうとあの人は出て行った
こんなに愛してくれてたのか…あの人は
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