プロローグ

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「はぁぁ…」 とうとうこの日が来てもーた。 大倉忠義です。 俺は今日、入りたくもない高校の入学式に参加します。 HONEY制度ってやつに釣られて受験したのに、まさか男子校やなんて思っとらんかった…。 辞退しよ思てんけど、おやじに俺が絶対辞められんような手続きされたみたいやねんな。 おやじには逆らえんから、こうやって入学式も登校しとるわけや。 ほやけど、ほんま男ばっかりの学校て萎える… こないだ彼女と分かれたばかりで、出会い求めとったんに。 俺の計画はなんやってん!!! と落ち込みながら学校へと向かっていた。
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