第三章 遺跡からの脱出

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「いらないって!!頭可笑しいんじゃないのか?!」 「え?なんでチミっこい蜥蜴ごときにそんな事言われなきゃいけないの? 大体私の世界では、魔法なんて存在しないし」 「蜥蜴じゃねぇ!!ドラゴンだ!!!」 「煩いよ?自称ドラゴン」 「自称じゃねぇ!!本物だ!! 大体、俺にはスピネル・ムーン・フェルスって言う立派な名前があるんだ! 変な呼び方すんな!!」 スピネルとな? 某アニメのキャラクターみたいな名前だね。 まぁ、いいんだけど。 「あ、そ。スッピーね」 「スッピーってなんだよ?!早速変な呼び方すんじゃねぇ!! つか、お前なんて言うんだよ?」 「え~、可愛いじゃん」 「いや、可愛くなくていいから!!俺男だぞ?! それより、名乗ったんだからお前も名乗れよ!!」 「雄(オス)の間違いでしょ? って言うか、そっちが勝手に名乗ったんでしょ? こっちには名乗る理由無いし」 なにがあるか判んないし、また厄介な事になりたくないしね。
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