第三章 遺跡からの脱出

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「って、今更だな……つか、俺が知るわけねぇだろ? 賢者んとこ行くなら、そいつに聞きゃあいいだろ?」 「そっか、それもそうだね…………じゃ、行こうかレイン」 スッピーの言うことも、最もなので賢者に聞くことにした。 レインと行こうとすると、スッピーが話し掛けて来る。 「って!!ちょっと待て!!頼むから、ここから出してくれよ?!」 「え~メンドい」 「メンドいって酷くね?!つか、千年もここに居んだよ!!頼むから出してくれよ!!!」 「え~?どうする、レイン?」 スッピーが必死にお願いする姿、ウケ…………じゃなくてお願いするので、レインに聞いてみる。 「クゥ~ン」 「う~ん、それもそうだね」 レイン曰く、それ程害が有る様には見えないから、いいんじゃないかと言うことだ。 「じゃあ、出してあげる」 「本当か?!じゃ……「じゃあ行くよ?」って何するっ!!!!!ぎゃあぁぁぁ!!!!!」
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