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猶(なお)も言うスッピーに、取り敢えず謝ってみる。
「わざとだけど、ゴメンて…………一度やってみたかったんだよね」
「はあぁぁぁ?!謝る気あんの?!
つか、やりたかったからって、やって良いことと悪いことがあんだろ?!
しかもわざとって!!!お前、どういう教育受けてんの?!」
「………………」
「この鬼!悪魔!鬼畜!!外道!!!」
え~、そこまで言う?なんかムカつくよね?
凄くお腹すいたし。
しかも煩いし、チミっこい蜥蜴のくせに…………黙らせるか。
お腹すいたし。
私はスッピーの入った球体に、足を乗せ言い放った。ニッコリ笑顔で。
「え?もう一回して欲しいって?」
するとスッピーの赤っぽい顔が、見る見る青くなりカタカタと震え出し、球体の中で勢いよく土下座した。
それはそれは見事な土下座でした。
「さぁせんしたぁ!!!マジ調子こいてましたぁ!!!
ホント許してください!!!
お願いします!!!勘弁して下さい!!!!!」
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