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それは色取りどりで、尖った耳と嘴(くちばし)に、蝙蝠の羽を持った、人型の生き物で爪が尖っている。
言うなれば、鳥と人がいい感じにMIXされている感じだ。だが、毛はない。
「ありゃあ、ガーゴイルだ…………なんでこんな所に…………」
「うわぁ~キモッ!」
「って、なにその反応?!」
「グルルルルルッ!!!」
レインは唸りながら、戦闘体勢に入ってる。
「へぇ~あれがレインに怪我させたんだ」
「は?待てよ!この遺跡にガーゴイルなんて居ないはずだぞ?!」
「グルルルルルッ!!!」
「時空の歪みから、出て来たんだって」
「なるほど…………って、お前なんでそんなに呑気なんだよ?!」
「え…………?なんか慌てる事あるの?」
「は?!なに言ってんだよ?!
相手は上級の魔物だぞ?!しかもあんな大量に!!」
「へぇ、そうなんだ」
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