第三章 遺跡からの脱出

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「いやいやいやっ!!!反応ちげぇだろ?! 何やってんだよ?!さっさと逃げろ!!!」 「そしたら、スッピー出せないじゃん。 それに出入口あいつ等で塞がってるから、逃げるのは無理だよ」 「なに冷静に見てんだよ?!大体、この球体は《無限の牢獄》つって、ちょっとやそっとじゃ壊れねぇんだよ!!」 「じゃあ、スッピーはあのキモいのと、おしくら饅頭したいの?」 「いや、そういう事じゃなくて…………てか意味判んねぇし!!」 「兎に角、もうこっちに近付いて来てるし…………どうする?」 「あ゛ぁ゛もう!!!だったら魔法で何とかしろ!! いいか?賢者の力と知識使って魔法を放て! 上級以上だぞ?!」 「え?どうやって?」 「はぁぁぁ?!どうって…………イメージしろ!! イメージが大事だ、魔法をイメージして放て!」 イメージとな…………随分難しい事言ってくれるね。 こちとら、魔法なんて使った事無いのに…………ってレインに使ったか。
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