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鬼太郎の家にて……
鬼「はぁ…まだダルいなぁ」
今日は父さんが旅行に行っている。
温泉旅行が当たったとかで砂かけとこなきと三人で朝から出掛けていた。
そんな時にどうやら風邪をひいたらしい。
昼間にねずみ男と川で魚釣りをしていた時に、滑って川に落ちたあと、そのままでいたのがよく無かったみたいだ。
『ツイてないなぁ…』
ゴロンと横になるとダルいからか何にもする気がしなくなった。
『お腹すいたなぁ…』
天井をぼんやり眺めていると、はしごを登る音がした。
蒼「お~い💦生きてるか?」
鬼「?蒼兄さん??」
蒼「よ!たまたま近くに来たから寄って見たんだけど、どうしたんだ?いつもにまして元気が無いじゃないか?」
鬼「いやぁ💦💦少しダルくて💦」
蒼「そいつは良くないなぁ……」
鬼「でも大丈夫ですよ💦治るのは早い方なんで」
蒼「そうやって無理してるから無理が来たんじゃないのか?」
鬼「え?…………💦」
『まさか川に落ちてそのままでいたなんて言えないよな……』
蒼「どうした?」
鬼「い…いぇなんでもないです💦」
ぐぅ~💦💦
お腹がなった💦
蒼「なんだ?鬼太郎飯食べてないのか?」
鬼「///………はぁ…💦」
流石にちょっと恥ずかしいので下を向いて苦笑いしてみせた💦
蒼「じゃあ作ってやろうか?」
鬼「え💦えぇぇ…💦大丈夫ですよ💦自分でつくれますから」
蒼「………」
起き上がろうとすると蒼兄さんの手がおでこに当てられた。
鬼「?」
蒼「やっぱり…💦
……。
鬼太郎お前は寝ていていいよ。ダルいのは熱があるからだよ。顔が少し赤いから気になってたんだ…」
鬼「でも…。」
蒼「それともなにか?俺の作った料理は食べられないか?」
鬼「え💦💦そういう意味じゃ……💦………じゃぁ……お願いします…😣」……
頭が少しぼーっとして来た。
ぼーとしていたら、
トントンとしている音がなんだか心地良くて気が付いたら寝てしまっていた。
鬼太郎………
鬼太郎…
誰か呼んでる?
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