Prologue

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「うっし今日も完璧ぃっ」 クゥと呼ばれた者は語尾を弾ませながらネクタイなどのチェックを行い鏡の前で最高の笑顔をみせるが、はたから見れば気持ち悪いの一言で 良く言われてナルシストどまり。 それは前髪を下げたままにしているのが悪いのだが本人は気にしちゃいない。 ガチャ… ドアをあけるとすぐに良い匂いがするリビングの机に向かう少年…もとぃクゥ 「準備…出来た?」 さきほど小狼と呼ばれた青年?がクゥに声をかけ手を拭きながら姿を表す。 さきほど顔を覗かせた時は気づかなかったが小狼はクゥより10㎝以上高く見え同じ制服の上にエプロンをかけた姿なのだが後ろに犬らしき尻尾が左右に見え隠れする。 容姿もカッコイイのに何故か幼さが見え隠れし 泣きボクロが色気をかもしだしている。 髪も漆黒だが瞳も綺麗な漆黒で闇から抜け落ちたような色艶があり 髪に紛れていて解りにくいが垂れた犬耳もちゃんとある。
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