Prologue

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「ゴメンゴメン待たせちゃってっ」 苦笑混じりで手を顔の前で合わせて誤るクゥ 「…いぃ…食べよ…」 小狼は尻尾をファサファサ揺らしながら、エプロンをとる。 そのあとクゥを席につかせ自分も向かえ側に座り合掌する。 「「いただきます(!)」」 *************** -10分後- 「ふ~ごちっ」 ニコニコした笑顔で満足げにお茶を飲み干すクゥにたいして 「…お粗末」 ボソッと小声で返しながらまた合掌している小狼 「いつもながらうまかったよシャオッ」 お茶をすすりニコッと微笑みかけるクゥ 「…学校…」 「あぁそろそろ出かけないとな?」 と呟く小狼に時計をみて返事を返すクゥは立ち上がり鞄を取って玄関へむかい、小狼も頷いてあとへ着いていく。
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