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急にクゥと小狼の肩に手を回されビックリした二人は振り向き相手を確認する。
「よっお二人さん相変わらず朝から人気者だねぇ♪」
「朝霧っ」
「…おは」
クゥは声の主の名前を呼び小狼は挨拶を交わし
「おはよぅ小狼、クゥは相変わらずふて腐れてんな」
朝霧と呼ばれた男は頭をクシャクシャッとなぜて、ニカッと笑う
すると、キャーとかカッコイイと周り騒ぎだし少し煩い。
それだけではなく『何で朝霧様はあんな奴らと…』や『近付くなよ、朝霧様が汚れる』や『てか死ねばいいのに』など様々な嘲りや罵倒があちらこちらから聞こえてくる。
「…t‥ぃら…」
「…」
「チッ…」
朝霧はその言葉に怒り魔力があふれ攻撃を加えようとするが肩をつかまれ振り向けばクゥが無言と笑顔で首を横に振り、
それを舌打ちで返すと魔力を抑える。
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