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「すいません…」
正にシューンと落ち込んでます。がよくわかる雰囲気で冬が縮こまっている。
「気にするなって」
隣でむくれて居る傷だらけの夏は納得いかないようだ。
「なんでお兄ちゃんが許すかな!」
「お前…、冬が止めなかったら次明らかに僕を仕留める気だったろ…」
次は夏が明らかに横に視線を逸らした。
ーヤッパリか…。
とりあえず僕は冬に感謝、あのままだと確実に怪我、または病院に送られていた事だろう。
(せめて手加減か冷静に戦闘して下さい)
心の中でため息、冬はまだ気にしているのか縮こまっているし、夏は僕に視線を合わせようとしない。
「とりあえず!!」
空気を変えるため多少大きな声で二人に話す。
「課題としては相変わらず、夏はもっと冷静に確実に戦況を判断!、冬は僕が絡む戦闘では夏以上に周りに気を配る!」
それぞれに気をつける事を上げると…。
「なるほど…もっと沢山燃やせば…」
「嫌です!」
相変わらず人の話を全く聞かなくて、お兄ちゃんは嬉しくて頭痛がするよ。
「お願いしますから…」
相変わらずな二人にため息、…僕も顔は笑っていたかも。
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