朝は静かに…

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「おっと…」 時計を見て見る…と、そろそろいい時間だった。 「二人ともそろそろ学校行くよ~」 僕自身も立ち上がりながら二人をそくした。 「はい」 「りょうか~い」 うんうん、とりあえず学校行くか。 ・・・・・・ 「…」 部屋に入ると学校指定のシンプルな制服に着替える、何時ものようにメールチェックをして、無意識に…。 「ご主人様?」 「!?」 冬の声でハッとした…、いかんいかんまだ寝ぼけてるな…。 「ご主人様?、どうかされました?」 「いや!、なんでも無い!!」 慌てて僕はパソコンをスタンバイにして部屋を出た。 ……………………………ウィーン………、沈黙したパソコンの画面に最後に映し出されたのは「御崎香澄」のフォルダだった。 …………………………、過去の信頼は無く無意識に拒絶する現在<いま>、分かたれた道は再びつながる…ただそれを幸福と呼ぶかは別としながら。
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