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紅「それでは、前回にも紹介した精神具現化能力について詳しく解説しておきましょうか」
灰「あっ!グレンじゃないですか、ごきげんよう!」
紅「……十分の遅刻です。何か弁解があるなら言いなさい」
灰「また何を怖い顔してるんですか?十分ぐらい遅れたからって死にはしませんよ」
紅「時間ぐらいしっかり守りなさい!貴方はこの司会の重要さが、まるで分かっていません!」
灰「だって~斑さんが時間ギリギリまで離してくれないんです」
紅「……グレイさん?今までの時間、何をしていらっしゃったのかしら?」
灰「野外での"運動"とでも言っておきましょう!いや~青空の下でする運動は気持ちが良いですねぇ」
紅「……後ほど詳しく教えてもらいますよ?」
灰「嬢ちゃん、あまり首を突っ込み過ぎると火傷しちゃうぜ!ベイベー!」
紅「大丈夫!私の能力は火を司ってますから安心してください!」
灰「HAHAHA!こりゃあ参ったよ!後でじっくり話してやるからな!」
紅「わっかりました!」
灰「いい子ちゃんだ!ほれ、飴ちゃんでも舐めて遊んできな」
紅「わーい!」
灰「元気な嬢ちゃんだなぁ!おーい、夕飯までには帰ってくるんだぜぇ!」
――と、いうことで!――
灰「グレンは諸事情ため、今回は私が代わりに精神具現化能力の解説をしたいと思います」
???「ちょっと待った!我を差し置いて司会など言語道断!」
灰「お~!何やらむさ苦しいオッサンが現れました!」
夜叉「我は夜叉と申す者!」
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