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夕暮れ時には涙も乾くの?
街は金色に染まり
寂しげな影も俯く
1人で歩くことにまだ慣れないこの季節
哀しげな枯れ葉を風が運ぶ
日が暮れる頃には全部忘れられるの?
もう私の隣は殺風景
一番星が消えそうに弱々しい輝きで
沈みゆく太陽に「サヨナラ」を囁く
サヨナラなんて言いたくないのに
月と太陽のように
決して巡り会うことのない貴方は
今、何処にいるの?
どうか夜空の星にメッセージを託して
私に届けて…
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