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葵
「~~っ!それより!お、お前はどうなんだよ。」
翠雫
「へ?」
葵
「“次期女帝”って言われてるぐらいなんだろ?だったら、お前と踊りたいって奴もゴマンといるんじゃねーの?」
翠雫
「……まぁね。」
葵
「否定ナシかよ。んで?モテモテの翠雫サマはもうお相手は決まってるワケで?」
翠雫
「べ、別に…あたしはアンタと違って、全部丁重に断ってるわ。」
葵
「人のことをろくでなしみてえに言うな。あんな状況、断る以前の問題。」
翠雫
「…踊る気、ないなら、ちゃんと断りなさいよね。相手は、女の子…なんだから。」
葵
「そういうお前は何?もしかして、誰か踊りてえ相手でもいる訳?」
翠雫
「…っ!あ、葵には全っ然関係ないでしょう!?」
(一気に顔を赤くして)
葵
「? 何だよ急に怒って…」
翠雫
「…な、何よ!葵のバカっ!鈍感男っ!もう知らないわよっ!!」
葵
「はぁ!!?」
翠雫
「葵のバーーーカっ!!」
翠雫、勢い良くドアを閉めて屋上から出て行く。
葵
「?? いきなり何なんだアイツ…」
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