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「やめて!こんな事して良いと思ってるんですか!ご近所なんでしょう?…」
私はおそらくそう言った。するとその男がひるんで
手の力が緩んだ。私は立ち上がり逃げようとした、男は腕を掴み引き寄せる。「やめて!やめて下さい!助けて!」手が緩んだ隙に逃げた。
どうして…
優しいお客さんだと思ったのに…従業員の親戚と言って居た…被害届けを出してもいいよね…?そしたら私も、私に良くしてくれてる従業員のあの方にも迷惑が掛かり、二人供働きずらくなるのかな…。どうしよう…悔しい、悔しい、悔しい…私の何が災いを引き寄せるんだろう…
ああ、明日からどんなキモチで過ごせばいいの?
どんな顔して過ごせばいいの?ああ、ツライよ…
誰か…。心細いよ…誰か私を救い出して!!
全部を忘れさせて!
もう頭の中は真っ白で
何も考えられなくなって居た。
私なんか、居なくなっちゃえばいいのに!!
でも、私は悔しさで仕事を辞められなかった。逃げたくはなかった…
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