第1話:入学

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・・・―――――――「まずい・・・迷った。」 体育館のようなところに着いてしまいました。 「昨日、学園全体を把握して置くべきでしたね。」 勘には弱いんですよ。ほんとに。 「さて、さっき来た道にもどり・・「離してください!」 ん? 裏からですね。 「少し行ってみますか。」 そこには、女の子が一人、男性が二人いた。外見からして、全員、ここの学生だろう。 「なにするんですか!?」 「うるせえ!なんでテメーみてぇなやつが学園にいるんだよ!」 「それは・・・。」 「どうせ。校長の力で入ってもらったんだろう?」 「ちがいます!ちゃんと実力で通ったんです!」 「うそつけえ!おまえみたいな落ちこぼれが、通るわけねえんだよ!」 「ひっ」 女の人は涙目になっていた。 ガシッ 「な、なにするんですか!?離してください!」 女の子は振り払おうとしたが、強く握っているのか離れない。 「悪い子にはおしよきしないとなあ~?」 男は手からナイフを取り出し、女の子に向けた。 「そこの腐れ外道のお二人。ナイフをおろしなさい。」
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