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・・・―――――――「まずい・・・迷った。」
体育館のようなところに着いてしまいました。
「昨日、学園全体を把握して置くべきでしたね。」
勘には弱いんですよ。ほんとに。
「さて、さっき来た道にもどり・・「離してください!」
ん?
裏からですね。
「少し行ってみますか。」
そこには、女の子が一人、男性が二人いた。外見からして、全員、ここの学生だろう。
「なにするんですか!?」
「うるせえ!なんでテメーみてぇなやつが学園にいるんだよ!」
「それは・・・。」
「どうせ。校長の力で入ってもらったんだろう?」
「ちがいます!ちゃんと実力で通ったんです!」
「うそつけえ!おまえみたいな落ちこぼれが、通るわけねえんだよ!」
「ひっ」
女の人は涙目になっていた。
ガシッ
「な、なにするんですか!?離してください!」
女の子は振り払おうとしたが、強く握っているのか離れない。
「悪い子にはおしよきしないとなあ~?」
男は手からナイフを取り出し、女の子に向けた。
「そこの腐れ外道のお二人。ナイフをおろしなさい。」
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