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――――講堂
「新入生は前の席におすわりください。」
講堂内に放送が響き渡る。
「こんなに生徒がいるのですか・・・。」
目の前には1000・・・いやそれ以上の人がいる
「はい。今回入ってくる新入生は約300人くらいだそうです。」
どれだけ多いんだ、この学園は。
「・・・とりあえず席に座りましょう。」
「はい。」
「それでは、入学式を始めます。まず最初に学園長からの挨拶からです。」
(いよいよ、学園長との御対面ですね。)
1人の男が演台の前に立った。
「えーー、ゴホン!みなさん、おはよう。私がエクセリオン魔導学園の学園長、天草コウリュウである。」
(あれが、ミチルの父親ですか。あまり似てないような気が・・・まあいいでしょう。)
「新入生諸君、入学おめでとう!このたび我が校に・・・―――――
以下省略!
―――――・・・ということで、がんばりたまえ。以上だ!」
「それでは、これで入学式を終了します。新入生のみなさんは、このまま教室へ行き、担任の先生の指示に従ってください。」
「ふぅ~、終わりましたよ。ミチ・・「スピー」」
ミチルは寝ていた。
「あの・・・ミチ「スピー」」
(・・・)
(寝顔がかわいいですね・・・。)
ほかの生徒はどんどん外にでていく。
「ミチル、はやく起きてください。」
そう言いながらミチルの体を揺らした。
「う~ん。あ、おはようございます。」
「はい、おはよう。ではいきますよ。」
「あ、はい~。」
・・・―――――――
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