サクラと光太郎

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馬小屋もそれほど大きなものではなく人間が入れるわずかな隙間しかない。設備もそれほどいいものは揃っておらずいつも調教助手の方が頭を抱えている。 なにせ調教師の先生であり、代表の川口先生は、頑固者で昔ながらの調教方法で取り組んでいる。今ではめずらしい先生である。 それでも、毎年、重賞を勝っている、敏腕調教師であるとともにレース騎乗には厳しい先生でもある。
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