35人が本棚に入れています
本棚に追加
私の職場は圧倒的に男性職員が多かった
毎日違った現場に足を運ぶ専門的な仕事なので、いつ誰と同じ勤務箇所になるのか分からない
(仕事内容は細かく言えなくてごめんなさい…でも体育会系の仕事じゃないよん)
ある日、S先輩と同じ現場になった
S「美優、久しぶり。復帰してたんだ???」
美優「S先輩……お久しぶりです。」
復帰してから初めてS先輩に会ったこの日は勤務中というのもあって
軽い挨拶程度で終わった
美優『久しぶりに会ったけど、やっぱり素敵な人だなぁ…』
実は入社してすぐ(まだカズヤと付き合う前)
私はS先輩が大好きだった
初めてだった…
電気が走った……
私、この人と結婚したい!!!!
そう思った……
その数週間後、
S先輩が結婚してることを知った………………
私がカズヤと付き合ったのはそれからすぐのこと
S先輩は私よりも5年先輩で仕事もよくできるひと
男性多数の職場なので下品な会話も飛び交っていたが、S先輩は決して下品な部分は見せなかった
クールだけど笑顔が愛らしく同僚の男性からも、あいつはイイ男だ…と評判が良かった
新入社員だった私はただS先輩の人間性に惹かれていたが、クオーターで見た目もかっこよく、背も183㌢と高かったので
見た目は私のタイプではなかったが周囲はかなり騒いでいた
『外見よりも内面の良さを分かってほしいなぁ』
と日々思っていた
最初のコメントを投稿しよう!