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「ちょうどいいタイミングだったみたいだなぁ♪」
二人が一斉にこちらを振り向いた。
「おぉ~貴司♪今日もクラブで疲れたっていうのに誘ってくれんなや…………って何その大量の買い出し!?」
そういって驚いているのが『日高 準希』である。
「お前のそのクラブで疲れたっての聞き飽きたから。この大量の買い出しはまた後の話でわかるよ。」
そうして零と準希と共に家へとはいっていった。
「この香水の匂いは!?さては俺の永遠のライバルも来ているな!!」
何のライバルなのかわからないが、準希はやたらめったら知沙と張り合っていて知沙もそんな準希に張り合い、仲良いながらの喧嘩仲となっているのだ。
「零、準希任せたぞ。俺は知沙連れてくるから。」
「俺に準希を抑えられないわけがないじゃないか、任せて姫を迎えに行ってこい♪」
零はなぜが知沙のことを姫と呼んでいる。これは俺の想像なんだが、零はきっと知沙に気があるんだと思う。
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