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『ごめんなさい…何か言い出しにくくて…』
まさかこんなところで雄輔と再会するとは思っていなかった彩子。
嬉しくてしょうがない。できるなら今すぐ雄輔の腕の中に飛び込んでしまいたい…
『今帰りですか?』
『うん。久し振りに早く帰れたよ。西野さんは今日はどうしたの?』
『村瀬さんって覚えてますか?あの娘の誕生日プレゼントを買いに来たんです。』
『覚えてるよ。あの背が高くて長い黒髪の子でしょ?いつも西野さんと一緒にいた…』
『そうそう!!んで今はその帰りなんです』
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