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いや、少女を部屋に連れ込んだ事を忘れるような、軽い男になった記憶もない……。
うーん……。
困ったものだよ本当。
「忘れてしまったのですの?私の処女を奪ったと言うのに!」
空間を歪ませるが如くとんでも発言をする少女。
「は?」
思わず顔が怯む。
処女?
奪う?
意味がわからない、大体、俺がそんなもの奪った記憶なんてどこにもないな。
「すまんが、覚えにないな。」
と、俺が言うのに対し、少女は目を見開いて…
「そんな事許せませんわ!!」
と、いきなり立ち上がり
眩しい太陽のように輝いていた。
端から見たら、変態に見えなくもないかもな。
「あの……さ、服ぐらい着ようよ。」
この少女には羞恥心というものがないのか、何もためらわずにそのまま……
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