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街の明かりが消える夜。俺は眠れずに読書をしていた。
この、雪の降る街でも珍しい凄まじい吹雪が窓を叩く。
「・・・相変わらず煩いな」
外の音が煩くて読書に集中出来ない。
いらつきながら俺は部屋の窓に向かい外を眺める。
「・・・明日は大変だな」
夜空も見えないこんな吹雪じゃ朝になれば家の前は雪だらけ。
雪かきをするのも一苦労だ。
「・・・仕方ない」
寝よう。
暇つぶしの読書も出来ないのだ仕方ない。
「はぁ」
明日やるであろう、家の前に積もった大量の雪かきにため息が出る。
考えても仕方ないので俺はベットに潜り目を閉じる。
次の日にあんな出来事が起こるなんて考えもぜずに・・・・・・。
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