9,鹿島さん

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   「夜、なぜか突然目が覚めました。 するとかすかな光が見え、見ているとそれはますます大きな光となります。 目を凝らしてみると何かが光の中で動いているのが見えます。 物体はだんだん大きくなりこちらへ近づいてきます。 その物体とはなんと、首もない両腕両足のない血塗れの胴体が肩を左右に動かしながら這ってくる肉片だった。 ますます近づいてくるので怖くて目を閉じました」 というのです。  次からも、その同じ肉片を見た者は必ず死にました。  
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