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―――朝、早いうちに出ていった親父たちを見送り、希和の部屋にいく。 ドアを開けると、無防備に寝てる希和。 ………腹出てるから。 ベッドの脇にいき、希和の顔を覗く。 ………まつげ長。 って俺 これじゃどっかの変態とかわんねーじゃん。 「んぅ………?」 そんなことを考えてるうちに、希和が起き出す。 あーあー寝ぼけてるし。 俺のこと誰だか認識してないな。 傷つくんですけど。 「おはよう、希和くん?」 がばっ!と起き上がる希和。 「蓮さん!」
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