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女なんて少しばかり顔の良いのを隣について歩かせればいいと思ってた。
ただのアクセサリーみたいなもん。
…そんな俺が、しかもこの顔とはいえ男にボーッとするなんてな。
親父達の近くに行き、いかにも自然なように話を切り出す。
「ちょうどよかった。
蓮!こっちにきなさい!」
言われなくてもいきますとも。
親父が俺の紹介をしだした。
希和はボーッと俺の顔を見ている。
「…これからよろしくね?希和くん。」
いろいろと………ね。
すると希和は顔を真っ赤にさせて
「あっ!…希和です。よろしくお願いします。」
………なにこいつ。
俗に言ゔ無意識゙ってやつ?
そんなのほんとにいたんだ。
しかもこの笑顔………
よくここまでやってこれたな。
あ、こいつ共学だったのか。
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