第4章
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あれ以来、僕らは喧嘩ひとつ無く仲良くやっている。 僕らは毎朝、近くの神社に散歩するんだ。 そして欠かさず祈るんだ。 ずっと君といられるように。 『右の薬指には付けなくてもいいけど、左の薬指には付けなきゃいけないものはなんだ』 僕はそう言って指輪を取り出した。 「バカ」 こうやって続けて行くんだ。 僕と君と…ふたりだけの 謎謎―――
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